🔺LEGACY MONTH Part.1🔺
4月はGBにとって大切なレガシーマンスになります。
SNS等でGBのレガシーそしてレジェンド達が紹介されていっています。
GBメンバーであれば是非読んでいって欲しいと思います。
前田光世は、実戦的な状況下での寝技や護身術を重視したルーツを持つファイターです。
前田は後にコンデコマとして有名になりますが、抜きん出たの実力を持ち、柔術を異文化・異国に広める為に海外に派遣されました。
アメリカ、中米、ヨーロッパなど多くの国を旅した前田は、1914年にブラジルに上陸します。そこで彼は、カーロス・グレイシーという少年に出会い、柔術のエッセンスを継承する種を植える事になったのです。
カーロス・グレイシー・シニアは1902年、ブラジル北部のベレン・ド・パラという街で生まれました。
柔術との出会いは、父に連れられてベレン・ド・パラのテアトロ・パズで行われたコンデ・コマの公開デモンストレーションに参加したときでした。
カーロスは、人間の知性がいかに力に打ち勝つかを紹介した日本のマスターのテクニックに魅了され、前田の柔術道場に入り、最も熱心な生徒の一人となった事で、二人の関係はより強固なものとなったのです。
1922年、カーロス・グレイシーは両親と共にリオ・デ・ジャネイロに移り住み、前田とは音信不通となりました。
しかし、柔術は彼に大きな影響を与え、彼は柔術を学び続け、兄弟に教えました。
カーロス・グレイシーは、自分のスクールを開く事で、より多くの人々に柔術を教える事を決意しました。
最初のグレイシー柔術は、1925年に彼のリビングルームで設立されました。
謙虚な出自は、彼の柔術に対する壮大なビジョンの障害にはなりませんでした。
その家で、カーロス・グレイシーと彼の兄弟は、柔術を国技にする事で人々の生活を向上させるという、彼らの人生のプロジェクトを構想したのです。
ホーウス・グレイシーは1951年、リオ・デ・ジャネイロに生まれました。
2歳の頃から柔術のトレーニングを始め、12歳の頃から叔父のエリオのアシスタントとしてグレイシー・スクールのクラスを受け持つ様になります。
ホーウスは柔術の天才であり、柔術の発展に多大な貢献をしました。
マスター・カーロス・グレイシーJr.によると、ホーウスは伝統的な柔術と今日実践されている現代柔術を繋ぐ存在であったと言います。
カーロス・グレイシーJr. は1956年1月に生まれ、父カーロス・グレイシー、叔父エリオ・グレイシー、兄ホーウス・グレイシーの強い影響を受けながら育ちました。
マスターカーロス・グレイシーJr. は、1986年にグレイシーバッハを設立しました。
そのマットの上で、最も成功したファイター達やインストラクター等を育て、世界中を転々として指導や大会を行いました。
グレイシーバッハは当初からユニークなスクールでした。
カーリーニョスは、生徒の潜在能力を最大限に引き出す為に、非常に特別な指導スタイルと哲学を開発しました。
その結果、チームは世界一に輝き、世界選手権を何度も制覇するまでに成長しましたが、それが彼の最大の目標ではありませんでした。
アスリート、医師、エンジニア、サーファーなど、様々なバックグラウンドを持つ人等が、グレイシーバッハで切磋琢磨し、支え合っています。
GBスクールでは、卓越した柔術を学ぶと共に健康的な習慣とバランスの取れたライフスタイルについての強い教えを持つマスター・カーロスから影響を受け、その指導を受ける事が出来ました。