乗り越えるべき5つの障害 from GB blog
理想の柔術は毎回ブレイクスルーがありスパー相手全員を極め、
やられる事なく練習を終え、次の練習に向かう事かもしれません。
そして実際には実生活とのバランスもとらなければいけませんし、やらなければいけない義務も多くあります。
最高の練習環境で練習しているようにみえるプロ選手でさえ、乗り越えなければいけない多くの障害があります。
ここからは最もよくある5つの障害
1 )有資格のインストラクターがいない
柔術は近年急激に普及してきました。
黒帯の人数も過去最高になっているでしょう。
しかし地方では普及率が低く、黒帯の指導者や適正なスクールがない場所もあるかもしれません。
もしそれでも練習したいならジョイントマットを購入し体育館で練習すると良いでしょう。
その様に練習している人は世界中に多くいます。
黒帯の指導者のテクニックを学びたいならYoutubeも良いツールでしょう。
2 )怪我
最も難しい障害は練習による怪我でしょう。
プロ選手の多くも抱える悩みです。
最高の栄養、サプリメント、フィジカルコーチ、全ての要素が上手く行っても怪我しないという保証はありません。
キーポイントは怪我からの回復に十分な時間をかける事です。
再発予防の観点からも重要ですし、再発を繰り返すと練習復帰が更に難しくなります。
怪我の期間を有効活用し、コンディショニングの勉強やトレーニングをしてみましょう。
そうすれば復帰後にスムーズに練習に戻る事が出来るはずです。
3 )モチベーションの欠如
柔術関連の掲示板で良くある話題は練習へのモチベーションに関する事です。
長年練習している人なら道場へ行くモチベーションで悩んだ事があるでしょう。
答えは時には休息も必要という事です。
小さな怪我、実生活での問題、成長が感じられない、私の場合は一週間練習を休みます。
心身をリフレッシュするとまたやる気が戻って来るものです。
どのスポーツでも上がり下がりの要素はあります。
自分自身にオーバートレーニングの症状が出ていないか観察してみて下さい。
一週間練習を休むと仲間やスパーリングが恋しくなり、またやる気が戻るでしょう。
4 )スランプ
人生と同じ様に成長は常に一定ではありません。
後退にも感じられる嫌なスランプに度々悩まされます。
しかしあるポイントを過ぎると、テクニックは流れる様に決まりスランプを脱出でき調子も戻ってきます。
経験ある練習生は練習には上がり下がりがある事を良く理解しています。
スランプを突破する最高の方法は特定のポジションに集中して練習する事です。
ひと月ぐらい経つとそのエリアに関しての知識は前月よりレベルアップしている事を実感出来るはずです。
5 )時間がない
これは難しい問題です。
仕事、付き合い、家族、趣味。
しかし本当に練習したいなら時間のやりくりの方法はあるかもしれません。
ある道場の生徒は週何回の練習をキープする為にグループで朝の出勤前に練習していました。
殆どの人は出来るだけ沢山練習をしたいと理想を語りますが、私の意見としては週2回練習出来たら先ずは十分だと思います。
我々には1日24時間しかありません。
練習するには他に「No」と言わなければならない時もたまには必要です。