新しいポジションを取り入れる from GB blog
ブラジリアン柔術には数多くのポジションが存在し(特に道衣ありの場合は)、
それらが自分のゲームにフィットするか試さなければいけません。
試した後、自分の技術体系やスタイルにフィットせずにやめる事も多いです。
しかし稀にそれらが「欠けているピース」を埋めてくれる時もあります。
ではどの様に新しいポジションを取り入れていけば良いでしょうか?
ホムロ・バハウのスパイダーガードを例にしてみます。
片手は襟、反対の腕はスパイダーで引っ掛けます。
1)学ぶ – 基本的な考え方と関連するポジションのテクニックをリサーチする。
・このグリップから何のアタックが出来るかを考えてみる。
最優先、二番目に重要なスウィープは何か?沢山のの技があります。
しかし高確率で決まるのは1番目、2番目までです。
・動画を見る(実際の試合と、手順を説明している教則の両方を見ると良い)
サブミッションやスイープにフォーカスする前にそのポジションでの可能性を探ってみよう。
2)道場で反復し試してみる
単にテクニックを見て覚えただけでは、スパーリングで使えるほど十分とはいえません。
オープンマットの時間はこの手の練習をするのに最適です。
興味のありそうな仲間を誘って反復してみましょう。
「どのグリップがタイトか?」「どちらのやり方が良いか?」
こういうった会話は技術を分より理解するのに役立ちます。
身体に新しい動きを覚える為に反復を重ねる事は必要です。
そしてパートナーからは何が有効でどうすればタイトになるかという
貴重なフィードバックを貰えます。
ここからは「テスト」が必要となります。
新しいポジションの上手く行っていない部分を知る事が出来ます。
通常のスパーリングでは新しいポジションを練習したくても、
5分間で一度ぐらいしかそのシチュエーションになりません。
限定スパーリングでは最初から最後までそのポジションで練習でき、
レベルアップを計る事ができます。
4)フィードバックと修正
限定スパーをやっていくと問題に直面します。
悪い事ではありません。
一度の練習でパーフェクトになる事などありえません。
何が上手く行って何が上手く行っていないかというフィードバックを得ています。
こういう時はインストラクターに見て貰い何が原因で上手く行っていないか聞きましょう。
細かいディテールやミスを修正してくれるでしょう。
※新しいポジションをとりいれるには我慢強さと継続性が必要です。
実際に上手く行くまでに何度も失敗するものです。