コンセプト vs テクニック〜2つの柔術の学び方 from GB blog
>>> http://graciebarra.com/2015/07/ways-of-learning-bjj/
初心者がブラジリアン柔術を始める時、
彼らは数え切れないほど多くのテクニックを覚えようとしてしまいます!
圧倒するような技の数だけではなく、それぞれの技には本当に多くのディテールが存在します。
生徒は最も重要なムーブとバリエーションを学びに来ます。
毎回のクラスはスパーでの問題の解決策を教えてくれます。
各ポジションでのやるべき事が分かっていると、
そのムーブを自分のゲームに取り入れスパーは生産的になるでしょう。
学びがある段階を越えると、テクニックに潜むコンセプトの重要性に気づくようになります。
なぜ黒帯は紫帯と同じベーシックな技術を使っているのに技が成功するか?
黒帯は青帯や紫帯よりも多くコンセプトをスパーリングに反映させる事が出来るからです。
パスガードを例にして考えてみましょう。
1) テクニック重視
ブラジリアン柔術でパスガードするには数多くのガードが存在します。
– バタフライ
– デラヒーバ
– スパイダーガード
– シッティングガード
– クローズドガード
– ラペラガード
– Zガード
– ラバーガード
これらのガードそれぞれの対処法を覚えるなら多くの情報量を頭に入れて、
思い出しては直ぐに使えるようにしておかなければなりません。
問題解決の為の道具が多いのもまた重要な事です。
多くの青帯が「テクニック・コレクター」になり、
違った技やバリエーションに走ってしまうのはよくある事です。
2)私の黒帯の先生が言う「コンセプト重視」のパスガード。
彼はたくさんの知識を持っていますが、以下の原則により重きを置いています。
– パスする前にフックとグリップを外す
– 相手のやろうとする事をさせない
– 反対サイドを攻める
– 相手のリアクションを使う
– 相手の腰を殺す
など。
紫帯は黒帯と同じぐらい技の知識があるとよく言われます。
2つの帯の違いは同じテクニックの知識をどれだけ実行できるか。
黒帯レベルではシンプルにこのコンセプトが沢山使える様になっているという事です。