柔術をはじめるには遅すぎる? from GB blog
柔術が世界中に普及することで、柔術をはじめたいと思う人も多くなってきています。
「40歳を越えて柔術をはじめるのは遅すぎますか?」という質問もよく耳にします。
簡潔にいうと答えは「NO」です。
柔術のクラスの写真を見ると沢山の40代以上の人が練習しているのが分かります。
マスター・カーロスは60歳を越えた今でも柔術で高いフィットネスを維持しています。
TV司会者のアンソニー・ボーディンは58歳から柔術をはじめ、最近青帯に昇格しました。
グレイシーバッハは”Jiu-Jitsu for Everyone!”のスローガンにあるように、
生徒それぞれに違う目標と必要性があることを理解しています。
「グレイシーバッハのインストラクターは道場に来る生徒の体格、性別、信条、経験、
年齢を問わず、ウェルカムな態度をとらなければいけない。」
多くの柔術の道場では試合向けの練習が多く、一般の人が柔術を親しむ事が難しいのです。
勿論ハイレベルな試合や選手へのリスペクトはありますし影響を受ける事も多いですが、
それぞれ目的が違う事を考えると全員に同じ要求をするのは無理があります。
ここからは40歳を越えて柔術をはじめる人への重要なアドバイス
1)自分のペースで
22歳の柔術だけをして生活している若者と比較しないで下さい。
よりバランスのとれた、粘り強い柔術との付き合い方が必要です。
特に長時間デスクワーク仕事をしている人は柔術の動きに慣れるまで少し時間がかかります。
2)スパーリングではディフェンスを意識して
自分の身を守る事を常に心がけて下さい。
無理な体勢はあきらめて首や背中を守って下さい。
マスター・カーロスの言葉「脊椎は強い部位であるが、時間はそれらを守ってくれない」
3)回復は年齢に最も影響する事柄
40歳をこえたら練習の合間の睡眠、休息、健康的な食事の重要性はより高まります。
40歳をこえた黒帯の多くは健康的な食事を推奨し、長く柔術を続けるキーだと語っています。
柔術の格言
「柔術をはじめる最高のタイミングは20年前。その次に最高なのは今だ!」