マウントが上手くなる3つのヒント from GB blog
マウントポジションはバックと共に寝技における最強のポジションと考えられています。
しかし多くの人はマウントを苦手とし安定したサイドポジションを好みます。
なぜでしょうか?
マウントを取っているとガードに戻されたり、ブリッジで返されるように感じてしまいます。
マウントはパワフルなポジションなので練習して自分の武器にしましょう。
ここからはマウントをうまくする3つのヒント
1) 最優先はキープする事
マウントを取った生徒の多くはキープする事を忘れて
(IBJJFルールでは3秒間静止しないとポイントは入らない)
急いで腕を取りに行き、相手に隙を与えてエスケープされてしまいます。
マウントを取った時、最優先は相手を逃がさないようにキープする事です。
エスケープさせず上手くキープが出来る様になったなら2)へ移りましょう
2) 襟・首をアタックする
攻撃される事がないと下の相手は安心してエスケープに専念します。
しかしマウントで襟をタイトに握られると絞めを防ぐ為にディフェンスしなければいけません。
それに加えて両膝が相手の脇の位置にあるハイマウントが取れるとマウントはより効果的になりブリッジでエスケープされる可能性を低くする事が出来ます。
3) 腕十字と絞めのコンビネーションを磨く
レジェンドとして知られるホジャー グレイシーは、「ベーシック」かつパワフルなマウントアタックで有名でした。
ある年の世界選手権での事です、ホジャーは対戦する黒帯全員をマウントから極めるという偉業を成し遂げました。
ホジャーは腕十字と絞めのコンビネーションを練習する事をアドバイスしています。
腕十字と絞め、相手は両方の攻撃を100%ディフェンスする事は出来ないからです。
両方のテクニックを使えると、相手に対して有利に戦い進める事が出来る様になります。
マウントは自重とテコを生かし相手を苦しめ、ミスを誘導させられるポジションです。
腕十字と絞め技のコンビネーションで相手を追い詰めましょう。
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